前回、都留市にあるコワーキングスペースteraco.で第2回「webライティング入門講座」を受講してきました。
今回の講座の内容は「心理学とか使わないセールスライティングの基本」は、前回からの続きで実際にお金に結びつく書き方ってどういうことか?という実践編の講座でした。心理学ではなく、理由に基づいたライティングの基礎の話を学びました。
今回もNPO法人にこ研さんの託児付きでパパとママの講座の受講料と託児は無料、1時間という短時間で11ヵ月の娘をファミリーサポートで預けて勉強してきました。
後からこの講座を知ったパパママさんやこれから在宅を考える人のきっかけになればと思い、第2回の受講の体験を紹介します。
前回の振り返り
都留文科大学駅から徒歩5分、コワーキングスペースteraco.を運営されている「つるでつながる」の代表のならみおさんと宇田川エリカさんが、NPO法人にこ研さんと託児の連携を取って下さり、パパさんママさん向けに今回のイベントを主催してくださいました。
講師はライター界で知らない人は居ないらしい、佐々木ゴウ先生でした。
大変申し訳ないことに私はこの企画を知るまで「webライター」という言葉を知らなかったので、先生のことも知りませんでした。
- 元々、会社員をしながら副業でwebライティングを始める
- webライティングだけで稼げるようになり独立
- 独立半年で月商100万を突破
- 最近はwebライティングの書籍を出版
という凄そうな人。(素人ママの目線)
ライ組という、ライター向けのオンラインコミュニティを運営されていて初心者から上級者まで文章力や営業力を上げるなどの情報を発信されています。
託児付き、無料、初心者歓迎というありがたい講座の第2回に参加してきました。
webライティングの始め方、前提を決めておく
「文章はいきなり書くとしんどいよ」と佐々木ゴウ先生は話し始めました。
理由は3000文字の文章を書こうと思っても、どんなタイトルにしてどんな内容にするか、突然書くのは難しいから。
例えば、第1回の講座を情報として発信するためにライティングするとしたら?
読んでいる人が気になることを想像するという段階が必要とのことでした。
例えば
- 今後、teracoのイベントに来てみたい人が興味が湧くような情報
- 何歳ぐらいの人が参加したんだろう
- パソコンや情報発信に慣れてなくても大丈夫かな?
- 必要な持ち物や準備はあるかな?
- ライティング講座は実際どんな講座だったんだろう
- 初心者歓迎といっても難しいんじゃない?
- 実際webライティングってどう役に立つの?
など今、私のブログを読んで下さっている貴方が「興味があること」を伝える必要があります。
webライティングの内容は「興味があること」を文章にする
読んで下さる方は私の日記には興味はありません。
「teraco.のイベントに行って楽しかったな~」ではリア垢のストーリーで十分です。
webライティングという視点で大事なのは読み手が気になることを文章にすること。
読み手というのは=ターゲットのことで、情報を届けたい人のことです。
例えば
- 託児付きの講座が気になる育児中の人
- teraco.の利用に興味がある人
- 自治体の担当者など
読み手によって読む内容知りたいことが変わってきます。どんなことを発信してくれると嬉しいのか、誰に読んでもらい何を伝えるのかを意識することが重要です。
他にwebライターとして仕事をするなら担当者が何を求めているかにアンテナを張ることが大切です。
佐々木ゴウ先生がwebライティングで抑える、「タメア」とは
記事を書き始める準備として
- ターゲット
- メッセージ
- アクション
の3つを考える必要があります・
佐々木ゴウ先生は
>「今日はこのタメアを覚えて帰ってください。語呂がダサい方が覚えられる」とおっしゃってました。
何故、タメアは今回の講座の超需要ポイントなのか?
順番に紹介します。
①「タ」ーゲットを明確にする
まずは誰に読んで欲しいのか=ターゲットを考える必要があります。
ここを意識しないと読んで欲しい相手に届かず、全然話が刺さらない層へ届いてしまう可能性が出てきます。
例えば今回記事だと
- 都留市周辺で在宅ワークに興味がある人
- 都留市周辺でパパママへの発信に興味がある団体
- 今回の講座に参加したママさん
誰に呼んで欲しいかを明確にしないと伝える「メッセージ」が変わってきます。
在宅ワークに興味がない人や都留市のアクセスが難しい人へ向けて書くと読み手にとって興味のない文章、になってしまいます。
②「メ」ッセージを伝える
次に決めるのはメッセージ、最も記事で伝えたいことは何か、明確に提示する必要があります。
悩んでいる人に対して解決策を伝えることや有益に受け取って頂く文章でないと読んで貰える可能性が無くなります。また、統一感のない情報になってしまいます。
例えば今回の記事では
【都留市周辺で在宅ワークに興味がある人がターゲット】
まちづくり交流センターがwifiを導入したことでパソコンでの講座が可能になりました。今後、web系の講座は増えていくと思います。teraco.とNPO法人が動き出してくださったという情報を届けることで「在宅」という働き方の選択肢を共有したいです。
【都留市周辺でパパママへの発信に興味がある団体へ】
teraco.だけでなく「一般社団法人まちのtoolbox」も12月にウェブライティング講座を企画してくださっています。今後、続いて他の団体や企業が検討してくださった場合、子育て層へターゲットを考えてくださる可能性があります。
しかし、子育て世代は離乳食や授乳の時間が決まっていたりお昼寝は午後だから午前中しか活動出来ない、夕方はお迎えや宿題を見たりなど時間が限られてしまう。
でも、在宅で仕事をしたいパパとママは多いはずです。なぜなら通勤時間や子どもの体調不良があっても自分で調整が効く幅が増えるからです。やると決めた人のエネルギーは凄いですよね。だからこそ、子育て世代に企画するときに参加しやすい時間を想像してもらえたら学べる機会や人生の選択肢が増えると考えます。
【今回の講座に参加したママへ】
今回講座に参加したパパママさんへの発信、1時間という制約の中で情報交換をする人は限られてしまいました。私がこの今回の講座の感想を発信することで「在宅で仕事をすることに興味のあるママ」が居たことをお伝えすることで次回、話の種になったり同じ温度で考えている方と繋がりを作ることで、本当に在宅で働くことを叶える近道が出来ると思っていま
す。
この記事で1番何を伝えたいか、を予め考えておかないと話が散らばってしまい分からなくなります。ターゲットが変わることで伝える情報も変わってくるというポイントを押さえておくことが重要です。
③「ア」クションをゴールに設定
記事が日記にならないようにアクションを決めておくことが重要です。
記事を読んだ後に実際どのような行動に移って欲しいかを想定しておく必要があります。
例えば
【都留市周辺で在宅ワークに興味がある人】
にこ研さん、teracoさんを知り在宅ワークを学ぶ手段を伝えたり、イベントに参加するというアクションに繋げる。
【都留市周辺でパパママへの発信に興味がある団体】
企画を考える段階で子育て層が参加しやすい時間や曜日を把握して集客に繋げられる、もしくは子育て層に在宅ワークに興味があるという需要を伝えられる。子育て世代をターゲットにするのはアリだなというアクションに繋げる。
【今回の講座に参加したママ】
情報を交換したり、次回を検討している方へ想像しやすくなる。在宅という仕事の仕事を共有出来る仲間が増えたり、ママ友と繋がることが出来る。次回、メイさんと話すのは面白そうだなというアクションに繋げる
結局、何を伝えたいのか分からなくなってしまうことを防げます。
実践編、自分の買った商品の口コミを書く
佐々木ゴウ先生が今日は「タメア」を覚えて帰ってくださいね。と書く準備を教えてくださった後、10分の実践編がスタート。
テーマは「2022年買ってよかった商品」
- 紹介するものを悩んでいる人へのおすすめや体験
- 紹介するものを試したくなるような記事
- Amazonや楽天だと口コミや他の商品と比較してプレゼンしやすい
- ターゲットに何故おすすめなのか
を抑えて、〇〇さん絶対気に入るから見て/使って/読んでとおすすめしたい商品を選ぶのが書きやすいとのことでした。
商品の選定→何故買ったのか→自分が困っていた点→他に似ている商品と比較→実際に購入を促せるかに挑戦です。
>参加者から佐々木ゴウ先生へ質問
書いている途中にでも「この商品、でもこんなデメリットがあると思った場合は?」という回答は、おすすめ理由にデメリットがある場合、その商品は購入に繋がらないので他の商品を提案した方がいいとのことでした。
Amazonや楽天など自分が紹介したい商品の口コミなども載せられると説得力が増すとのことでした。
まとめ:つるでつながる、teracoの支援はまだまだ続く
都留市にあるコワーキングスペースteraco.でwebライティングについて全2回、今回もNPO法人にこ研さんの託児付きでパパとママの講座の受講と託児は無料、1時間という短時間で11ヵ月の娘をファミリーサポートで預けて勉強してきました。
今回の講座は、前回からの続きで実際にお金に結びつく書き方ってどういうこと?かという実践編の講座でした。「タメア」というポイントを事前に構成を作ってから執筆することで初心者のママでもイメージが沸くことができました。
つるでつながるのならみおさんが、今回webライティング講座を受けた参加者向けに「もくもく会」という集まる機会を企画して下さっています。在宅ワークに向けて行動に移していけたらと思います。